財務省の犬、デフレ脱却を阻む、御用学者たちの真実



財務省は、財政制度について議論する「財政制度等審議会」や、
国債管理政策について「有識者」から意見を聞く
「国の債務管理の在り方に関する懇談会」といった会議を開き、
緊縮財政を推進しようとします。

各会議のメンバーは、基本的には財務省の官僚が選定します。

この種の会議の名簿に「委員」として掲載されることは、
特に「学者」にとってはステータスになります。
当然ながら、緊縮財政を推進する学者以外が
財務省に選ばれることはありません。

いわゆる「御用学者」たちですが、
審議会や懇談会の委員に選出されれば、
日経新聞などの「御用新聞」に寄稿する機会なども増えます。

「後発組にして半年で月100万円を達成」できるアフィリエイトノウハウはこれしかない。

御用学者たちが、財務省の飼い犬として御用新聞に
緊縮財政推進論を掲載し、世論を動かそうとするわけです。

財務省は、審議会などのメンバー以外にも、
「資料提供」「情報提供」など、
様々な手段で学者たちを手中に収め、
御用学者として成長させようとします。

財務省肝いりの御用学者たちは
大学の中で教授としてのパワーを高め、
その下に就いた准教授、講師、学生たちも、
トップ(教授)と同じ路線を進みます。

何しろ、御用学者の下で、
反緊縮財政論の論文を書いたとしても、採用されません。

というわけで、御用学者の弟子たちも、緊縮財政派として長じ、
財務省に飼い犬として認められ、審議会や懇談会のメンバーになる。

彼らの弟子たちもまた、緊縮財派として教授への階段を上る。

と、御用学者再生産の構造がガッチリと
組み上げられてしまっているのが、我が国なのでございます。

かつて、社会保障削減や緊縮財政を「正しい論旨」に基づき
批判していた吉川洋氏も、今は立派な御用学者として
「財政制度等審議会 財政制度分科会」の会長としてご活躍されています。

以前は、この手の「事実」が一般の国民に知られることはありませんでした。

とはいえ、最近はインターネット等、
新たな情報メディアの出現により、
御用学者たちの真実が世間に広まりつつあります。

上記の御用学者再生産や緊縮財政推進の構造を打破できるのは、
政治家しかいません。とはいえ、政治家は国民の声なしでは、
動くことができないのです。

皆様も是非とも、日本の異様な「御用学者たちの真実」を拡散して下さいませ。

日本を滅ぼす嘘
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12210778211.html
日本の国家的自殺を食い止める
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12212043203.html

引用:https://mail.google.com/mail/u/0/?hl=ja&shva=1#inbox/157f3d61b7848da8 
『三橋貴明の「新」日本経済新聞』2016/10/24

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