さて、今回取り上げるのは葡萄(ぶどう)です。
種類がたくさんありますが、私はやっぱり巨峰が一番好きですね。
でも庶民的なデラウェアも甘くておいしいですよね。

ブドウの原産は西アジアだそうですが、エジプトでも古くは紀元前4000年頃から
栽培され、ワインが造られていたようです。
日本には平安時代に中国経由で伝わってきましたが、今も産地として有名な山梨県が
最初だそうです。
日本にはもっと古くから自生していたヤマブドウがありますが、
以前ワインを飲んだことがありますけど、これもまたおいしかったですよ。

「ブドウ糖」のブドウは葡萄からきたそうです。
ブドウの糖分は果糖とブドウ糖。
体内ですばやくエネルギー源となり、疲労・体力回復に効果的です。
でも、かなり糖分が多いので、食べすぎには注意が必要ですね。

赤ワインはポリフェノールが多いから身体にイイ! とよく言われますが、
ワインの元のブドウの皮や種に多く含まれているからです。
ですので、生食するときは出してしまう皮や種も一緒に絞って造るワインのほうが
生のブドウより多かったりするんですね。
ポリフェノールには抗酸化作用があり、動脈硬化を予防する働きがあります。
肉料理と一緒にいただくと効果的です。

また、同じ皮や種に多いアントシアニンも心疾患の予防や視力の向上によいので、
ワインを飲むなら白より赤と覚えておきましょう。

ビタミンPという成分はビタミンCの働きを助け、コラーゲンの合成を促進します。
毛細血管を丈夫にしてくれるので、不足すると出血しやすくなります。
血圧降下作用もありますね。
そして胃酸を抑制する働きもあるようです。

他にもカリウムや鉄が多く、とくに干しブドウになると生よりもずっと多くなり
ますから高血圧や貧血の方にはいいですよ。

その他、亜鉛や銅、マグネシウム、カルシウムなどミネラルが豊富ですが、
コレステロールはゼロ、ということで毎日少しずつ食べたいですね。

それでは漢方的に見ていきましょう。
性質は平、潤作用があります。
臓腑では肺、脾、肝、腎に入ります。
五味は甘、酸です。

東洋医学的効能は、
止渇除煩、つまりのどの渇きを止め、イライラをおさめてくれます。
益気養血、気血両方を補ってくれます。
滋補肝腎、肝臓と腎臓を潤し養ってくれます。
ほかにも利尿作用や安胎作用があります。

体質的にはほとんどすべての人にOKです。
“陰虚”体質の方でも大丈夫ですね。
ただし、糖分が多いぶん、食べすぎるともちろんよくはありません。
胃が弱い方には、巨峰などよりマスカットのほうがいいですよ。

脂質が少なく、食物繊維も豊富なので、ちょっと小腹がすいたとき、
お菓子の代わりにレーズンをつまんでみてはどうでしょう。
甘味もしっかりありますし、鉄分補給のつもりで、いいおやつになりますよ。
ナッツ類も合わせると尚いいですね(^^)

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