では、【身体を動かして妊娠力をUPする!】

引き続きストレッチをテーマにしています。

今回ご紹介するのは、
『バリスティック・ストレッチ』です。

これは、反動を上手く使って行うストレッチです。

筋肉の動きをよくするのが目的です。
筋を伸ばすという目的で行うストレッチではありません。

これは、一般的に『動的ストレッチ』と呼ばれています。

『動的ストレッチ』には、二種類あるのですが、
そのうちの一つです。

『バリスティック・ストレッチ』は、
反動をつけてリズミカルに行うストレッチです。

反動を使うのは、『静的ストレッチ(スタティック・ストレッチ)』とは違い
伸張反射を利用したストレッチだからです。

『静的ストレッチ』は、じっと静かに筋肉を伸ばし続けることで、
筋肉を緩めて伸ばすストレッチです。

20秒~30秒と、筋肉を伸ばし続けると
筋肉の腱にあるセンサーが反応して、
「これ以上伸ばす力に抵抗したら、切れちゃうよ!」
という信号がでます。

その信号を受けた脊髄が、筋肉を支配するアルファーニューロンに
「抵抗をやめなさい~!」という指示を出します。
そこで、筋肉が弛緩して伸びるのです。

『バリスティック・ストレッチ』は、反動をつけて
筋肉を大きく動かして伸ばすのが特徴です。

反動を使って急に筋肉を伸ばすと、
筋肉の中の筋紡錘というセンサーが興奮します。

筋紡錘が興奮すると、脊髄はアルファー運動ニューロンを活性化して
筋肉を反射的に収縮させます。

この筋肉が収縮するときに、大きな力を発揮するのです。

これは、普段私たちも無意識に使っていて、
ジャンプするとき一たん膝を曲げてかがむのも、
この反射を使っているからです。

膝を一たん曲げると、太ももの前の大腿四頭筋が伸びます。
その筋を伸ばしておいて、次縮むときのタイミングで飛び上がると
より高く飛べるのを経験上知っているからなんですね。

イチ、二、イチ、二とリズムを付けて反動をつけた動きをします。

収縮と弛緩を交互に行い伸張反射を繰り返すことで、
筋肉の動きをコントロールする部分が興奮します。
すると、筋肉が動きやすくなるのです。

これは、ストレッチでも「運動前に行うストレッチ」に向いています。

代表的なのが、【ラジオ体操】ですね。

朝、身体を動きやすくするために【ラジオ体操】をする。
スポーツをする前に体操をする。

これらも、身体の動きをよくするための
まさに準備運動としてなんですね。

みなさんも、身体づくりのウォーキングの前に
【ラジオ体操】をしてみませんか?

身体にスイッチが入り、運動をするための筋肉が
活発になりますよ!

一日の始まりの朝に、やる気スイッチを入れるためにも
【ラジオ体操】をおススメします♪

小学生のころの「夏休み」を思い出しますが(^^*)
日本人であるなら誰しも知っている体操です。

【ラジオ体操】は、身体の筋肉のあらゆる動きを考えた体操で、
すべての動きが体験できるそうですよ。

普段使わない筋肉を動かすにも最適です♪

ぜひ、昔を思い出しながら楽しんでみてくださいね。

コメント


認証コード4872

コメントは管理者の承認後に表示されます。