反撃「石原慎太郎」インタビュー 移転問題に“私の就任前から豊洲ありきだった”



■小池百合子は総理の器にあらず 「石原慎太郎」独占インタビュー第一弾(上)

 喧嘩殺法で向かうところ敵ナシの小池百合子都知事(64)。都議会制覇に、女性初の総理大臣と夢は膨らむが、小池劇場に引っ張り出された「元都知事」も黙っちゃいない。因縁の敵・石原慎太郎氏(84)が逆襲に転じた。

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「小池知事には、豊洲の『安心』と『安全』をごちゃ混ぜにして不安ばかりを煽り、問題を宙ぶらりんにしてしまった責任があると思う」

 石原慎太郎氏が語気を強めるのも無理はなかろう。今月5日投開票の千代田区長選で、小池百合子都知事の支援した現職の石川雅己氏は、自民推薦の候補にトリプルスコアの大差をつけて圧勝。その余勢を駆って都庁の「おんな城主」は、

〈「記憶にありません」と逃げる姿勢を見せることは、それも国民の方がしっかりご覧になるだろうと思います〉(知事定例会見・2月10日)

 などと、次なるターゲットである石原氏への攻勢を強めている。

「小池知事は『石原さんは逃げ回っている』と言うけれど、これは私にとって一番嫌な言葉なんだ。個人的な動機かもしれないが、やはり、その屈辱を晴らしたいという思いはある。

 しかも、全く正確さを欠く表現です。私は月刊『文藝春秋』(昨年12月号)で、東京都との文書での質疑応答の全文に、自らの見解を添えて公表している。それは当時、都側が私の回答を全文公表していなかったからです。都議会の特別委員会でも、きちんと話をさせてもらいたいと考えていますよ」
■「とにかく豊洲ありきだった」

「そもそも、築地市場の豊洲への移転は、私が知事に就任した1999年4月の時点で既定路線となっていました。先代の青島(幸男)君からの『引き継ぎ事項』があって、そのなかに豊洲移転に関する項目も含まれていたと思う。都庁の各担当部局には当時の資料が残されているでしょうから、ぜひ確認してもらいたい。

 私自身は市場を移すにしても、豊洲のような海沿いの場所に候補地を限定する必要はないと考えていた。たとえば、フランスのパリ郊外には、生鮮食品を扱う市場として世界最大級のランジス市場があって、トラックで運び込んだ海産物を扱っているわけです。東京にも環状線の沿線に広い土地はあるし、利便性が確保されれば三多摩地区でも構わないんじゃないか。そう言ったけれど、都庁の各担当部局の職員は『それではダメです』の一点張り。とにかく豊洲ありきだった。つまり、総合的な判断により豊洲移転への機運は私の就任前に既に整っていたと認識している。

 無論、築地市場は老朽化して、冷暖房の整備も覚束ないため衛生面の不安も残る。それに、工期・工費そして、アスベスト問題もある。市場として存続させるのが好ましくないというのは、全くその通りだと思いました。

 そこで、福永正通副知事(当時)が、豊洲の土地を所有する東京ガスとの取得交渉に当たったわけです。彼は温和な性格でね。ただ、なかなか議論が前に進まなかったようで、リリーフとして濱渦(武生特別秘書、後に副知事)に一任することにしたのです。

 私の知事就任当初、都は借金が膨れ上がって財政再建団体に転落寸前。職員の歳費カットが急務だったところ、当時の組合委員長を説得したのが濱渦だった。実際、この歳費カットが実を結び、3年間で大幅な財政再建を進めることができた。それほどの『タフネゴシエイター』だから、東京ガスとの交渉も彼に委ねたのです。その結果、豊洲移転を巡る最初の合意にまで漕ぎ着けることができたのでしょう。

 その間の交渉内容については、彼に一任していたから微細な報告は受けていません。ただ、確かに土壌の汚染についての議論はあったと記憶しています。移転関連費を盛り込んだ予算案を巡っては都議会も紛糾して、63対62という僅差で可決された経緯もある。

 そのため、都の幹部が『議会の承認が得られたので裁可をお願いします』と言ってきた際、私は『汚染の問題があるようだけど、本当に大丈夫なのか』と尋ねています。

 その時、都の幹部は『いまの日本の技術をもってすれば問題ありません』と答えた。

 また、ここに来て浮上している『瑕疵担保責任の放棄』については、私も問題だと思う。一般的な不動産の売買契約においても、やはり売り手側の瑕疵担保責任は問われるべきものだから。とはいえ、なぜ免責されるに至ったかについての報告は私まで届いていないし、濱渦も分からないと言う。そこは都庁の責任で、審議会の記録などを精査して明らかにしてもらいたいと思います」

■「厚化粧の大年増には…」

 当初4000億円弱とされた豊洲新市場の整備費用は、およそ6000億円に膨れ上がっている。都政担当記者によれば、「施設の建設費と、土壌汚染対策費が嵩んだことも一因です。なかでも、石原氏の元秘書が専務執行役員を務める鹿島は多くの工事を受注していた。しかも、その大半で応札率は90%を超えている」。談合疑惑が囁かれたこの件について、石原氏はこう語る。

「元秘書を通じて口利きした事実はありませんし、そんなことができる時代ではない。しかも、施設の入札が行われたのは私が知事を辞職してから」

 一方、小池氏も「黒い噂」と無縁ではない。石原氏は「小池知事の疑惑に口を出すつもりはない」と言うが、小誌(「週刊新潮」)でも、彼女の金庫番を務めてきた元秘書に絡む不透明な不動産取引や、闇金業者から便宜を図られた疑惑を報じてきた。

「今回の都知事選でも、彼女の対抗馬だった増田(寛也)君の応援に回りました。彼には岩手県立大学の学長だった西澤潤一さんを首都大学東京の学長に迎える際に仲介役になってもらった。それで、増田君の応援に呼ばれた時に、思わず余計なひと言が出ちゃったんだ。『厚化粧の大年増には困ったもんだ』というね。これは本当によくなかった。やはり女性の化粧のことは言っちゃいけない」

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特集「『石原慎太郎』独占インタビュー70分! 『小池百合子は総理の器にあらず』」より

「週刊新潮」2017年2月23日号 掲載

これに対して、ネットではこのようなコメントが。

豊洲が問題じゃくて、
豊洲の土壌汚染対策が不十分だったことが問題。
つまり問題は石原さんの時代に発生している。
 
結局は自分は悪くないで押し切るつもりなんですかね?

「厚化粧」発言が高くついたな!

森とか石原に共通する習性。
他人のせいw。

もう、このジジイは本当にダメだ。

ディーゼル車の排ガスの時は、あれだけのパフォーマンスをして、豊洲は何一つ危機感がなかったなんて、ちょっと考えられないんですよね。

豊洲 オリンピック このジジイが全ての問題を生んでいる。

>『厚化粧の大年増には困ったもんだ』というね。
これは本当によくなかった。やはり女性の化粧のことは言っちゃいけない」。
本当にそう思っているのであれば、その件については本人に直接謝罪した方が良いのでは。きっと他の面では、いろいろ思いはあるのだろうが。

「含まれていたと思う」って。「思う」って表現がそもそもアウト。
行政のトップが「思う」では困る。
まして、そのような大事、いくら昔の話とは言え、覚えていないはずがない。
それと、「汚染問題は大丈夫なのか?」と尋ねたとあるが、尋ねただけじゃだめ。それが本当に大丈夫か、確認して決済するのが、上の責任でしょう?決済印を押した時点で最高責任者は知事だということ。
だから自分に責任がないは通らない。

結局、自分は悪くないって言いたいのね…証人喚問でも同じ主張を繰り返すだけでしょ。

なら、あなたが職務を果たし、それが正しいかどうかを調査し、
改めて判断するべきだったのでは?
その為のポストであり報酬だったワケで(笑)

↑石原、猪瀬、舛添、とも、やっていたと思う。

1週間に1日だけ都庁に来てた人が、細かい処まで把握出来ていたと思うには無理がある。

「後発組にして半年で月100万円を達成」できるアフィリエイトノウハウはこれしかない。

談合って何が悪いの?というか、予算の厳しい工事の場合、指名競争入札の談合でなきゃ、予算が低く抑えられないし、良質な物件が仕上がらないけど。

知っていたけど、何もしなかったって事ですね。

自分ではどうすることもできませんでした。ってことか。

知事になることまでが仕事だったのだろう。3回も当選させてくれてありがとうってところか。

豊洲ありきだろうが最後に最高責任者がハンコを押す。
それが立場でしょうそれが責任ですよ。

『ありき』だったから、その利権に乗った感じ?
止める事も出来る立場に居たのに?

結局逃げ回ってる様にしか聞こえない。

この人がやらかして息子たちの選挙に影響ないのかな?
私はあると思ってるけど…。

「覚えてない、私じゃない」って、逃げ回ってるのに、「逃げるってのが一番嫌いなんだ」って…。
都合が悪くなると、相手を批判して話反らす感が凄いですが。

仮にそうだとしても、それに「NO」と言うのが貴方のお仕事だったんじゃないですか!?
独裁知事だったはずが実際は担ぎやすい神輿だったのか?

↑モニタリング空間などは、東京都の仕様書にも記載されているそうなので、大して問題ないんでしょう。小池知事の前には共産党が文句を言っていただけですし。ただ、これだけ問題を大きくしてしまったのは小池の責任。これで豊洲移転は事実上非常に困難になってしまいました。まるで小泉時代の姉歯事件を思い出しました。あれだけ大勢の人に恐怖を与え、自殺者も出し、個人を社会的に抹殺してしまいましたが、建築物件には、東日本大震災でも問題がなかったそうですし。豊洲も、そんな感じなんでしょう。

↑小池は「火のない所に煙を立てる」名人ですね。石原が推した、橋下徹と、よく似てます。

オリンピック誘致が失敗だったら、
豊洲に問題が無くても、豊洲移転はムダ金使いの大失敗だった。
築地の土地を利用した金儲けが、先に決定していたのか?

東京オリンピックが決まっていない時に、豊洲移転が決定していたなんて、言い訳にしても、笑ってしまう。

↑青島時代なら、お台場もあれほど完備されてなかったから、汐留にもっと良さそうな土地があったと思われるのだが。

本人は自信満々のようですが、、、
ツッコミどころ満載。

土壌入れ替えをすると言って
しないで空洞にしたことが問題なのでは?
豊洲に決めたのは誰かに問題すり替えてない?

↑汚染水を染み出させてそれを吸い上げる方法の方が、どう考えても良いだろう。

でも、土壌汚染対策を実施したのは石原さんの時代ですよね。

責任のなすりつけ合い。
最終的には自分を当選させた都民に責任があるとでも言うのでしょうか?

小池さんにしたら、もっと話が進んで決まってた事を検証してるのに、
この人はなんもしなかったんだ。

↑だって、大して問題でもない事なんだし。
だから、舛添も「完璧」と言ってる訳だし。

↑どうであれ、豊洲移転は、もうない。誰が責任を取るんだ?

そうだとしても、何も問題を解決しようとしていなかったことが問題なんでしょ。
ありきで止められなかった、俺のせいじゃないってか?
知事なら止められたでしょ。

安全性には全く問題意識を持たなかった?現代の科学で克服できる問題だと思ってた節があるよね。
後からは何とでもいえるが、そのときはそれが最上だと思ってたんだよね。舛添元知事も安全だと宣言したし。

「豊洲への移転は、私が知事に就任した1999年4月の時点で既定路線となっていました。」
当時の市場長は石原になってからだと証言しているんですがwww。

人望がない。
男気がない。
こんな老人にはなりたくない。

移転問題とは関係ないけど、笑顔が汚い。
笑顔で不快感を感じたのは、今の所この人だけ。

汚染問題は大丈夫なの?ってきいて大丈夫って言われたから、それで「じゃあ、いいか」で終わる規模の問題じゃないでしょう。

何をやっても許されていたけど。

就任前から決まっていたというのが事実だとしても承認したのはこの人なんだしなんの言い訳にもならんわな。なんのための最高責任者なんだという話。

結局、「自分は知らない」で逃げてるじゃん...。

石原さんも、落ちぶれたもんだ。

結局時間稼いでこの反論じゃダメなんじゃない?

既定路線がどうとかは関係ない。
決裁したのは石原だから。

この人、本当は気の弱い小物ですから。

こうなったのは都民の責任なんだよね。石原さん、小池さん、内田さん、舛添さんも選挙の結果。他の国だけどトランプやヒトラーもそうだね。

成功した手柄は自分のもの、失敗した責任は他人のせい。

最後は体調不良で入院で幕を引くの?

この時は尖閣に一生懸命で豊洲その他は部下に任せっきりだった!だけど最後は知事が判断をしたはずです。

引用:http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170226-00518181-shincho-pol

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