よく未来のお母さん方から、「どこの病院がお勧めですか?」とか、聞かれます。
が、取りあえず、近くにある所へ行かれた方が良いのでは、と思っています。
なぜなら、時間もかかりますし、月に何日も通う事になるので、「通いやすい」というのが、一番ではないでしょうか。
「ベテランじゃなきゃダメ」とか「実績がある」とか、も気になるところかもしれませんが、最も重視したいのは、「先生との相性」だと思います。
各々の病院で、その治療法に多少の違いはありますが、私から見れば、左程の差がないように思えますし、何より「妊娠してほしい」という気持ちは同じだと思います。
各々の病院で、良い所もあれば悪い所もある、というのは当然の事だと思ってますが、治療が進むにつれ「何か肌が合わない」と思ったなら、その時には転院しても良いのではないかな、と思っています。
ある方から見れば良い所が、他の方から見れば良いとは思えないところ、なんてのは良くある話ですから。
治療方針とかが、何か合わない、とか、と思うのでなければ、そのまま通われてても良いと思います。要するに「相性」ですね。
初めて受診した時には
「赤ちゃんが欲しい」と思いながら夫婦生活を続けててもなかなか授からない場合には、お近くの産婦人科を訪ねても良いかもしれません。
もちろん、せめて半年くらい経ってからで良いと思います。とは言うものの、30歳代半ばを過ぎてるカップルはちょっと急いだ方がいいかもしれませんね。
基礎体温を測って、排卵日周辺に夫婦生活を持ってもらう、というのは必須でしょうね。
基礎体温を測ってみよう
基礎体温とは、朝、目覚めてすぐ、起き上がる前の体温のことです。婦人体温計で計測します。最近ではスマホのアプリとかでも記録しておいてグラフとして見る事が出来るものもあるので、活用されても良いでしょうね。
女性の体は、体温も著しく変化し、その時々のホルモンの変化によって、排卵や月経が起こりますが、毎月の体温の変化によって、排卵や月経が起こります。その温度変化で、最も体温が下がった時が「排卵日」であると予測できます。
その「排卵日」周辺に夫婦生活を多く持つようにしてください。前章で説明したように、受精する時期が決まっているからです。